絶望死のアメリカ 資本主義がめざすもの 本の紹介(YouTube 字幕ON)

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2022月11月03日(ライブドアブログ)記

1980年代、個人の給料は、据え置きか物価上昇に追い付かない程度の昇給だった。
そしてアメリカ国内の製造業が衰退したためアメリカは経済危機に陥ったため
経済復興の打開策としてアメリカ政府と経済界が連携してグローバル化を推進した。
アメリカの製造業が発展途上国に製造現場を移していた。
(人件費と諸経費と投資金額の安さのため)

その1980年代のアメリカでは、都市で働くアフリカ系アメリカ人のブルーカラー
(労働者階級)の人々が、犯罪、暴力、HIV・エイズ、薬物とアルコールで
死亡率が上がった統計調査の結果があった。

2000年(2008年リーマンショック)から現在まで、
非ヒスパニック系白人アメリカ人のブルーカラー(労働者階級)の薬物と
アルコールによる死亡率が上がる統計調査結果がでた、この原因は何か?

この本は、アメリカ合衆国の死亡原因から読み解く経済と政治、国民の労働意識を
探り資本主義をもう一度考察してみた本です。

以下、本書から抜粋
調査の過程で、中年の白人アメリカ人の自殺率が急速に増えていることが
分かった
・・・驚いたことに、中年の白人の間で増えていたのは自殺率だけではなかった。
すべての死因による死亡率が増えていたのだ。
もっとも増加率の高い死因は三つに絞られた。
自殺、薬物の過剰摂取、そしてアルコール性肝疾患だ。
私たちはこれらを『絶望死』と呼ぶことにした。
絶望死が増えているのはほとんどが大学の学位を持たない人々の間でだった

*補足
大学進学率(2010年資料/古い資料です):産業競争力会議資料より
オーストラリア 96%
アメリカ    74%
イギリス    63%
日本      51%
※アメリカの大学卒業率は(60%)前後 ※日本の大学卒業率は(90%)前後
 と言われていますが資料は不明

アメリカの労働者階級を死に追いやりつつある資本主義の欠陥を冷静に分析し、
資本主義の力を取り戻す筋道を提示する。


書名:絶望死のアメリカ 資本主義がめざすもの
著者:アン・ケース
   アンガス・ディートン
翻訳:松本 裕
出版:みすず書房
発行:2021年01月18日 第一刷
定価:3600円+税


エジプトの神 Thoth(トート)
知恵の神 書記の守護神 時の管理人 楽器の開発者 創造神

(読書室トトより)
この本の内容は、近い未来の日本にも訪れる現実だと感じています。
高学歴で健康な人は、希望をもって働ける労働環境を手に入れる事ができる。
それ以外の低学歴で使い物にならないと判断された人には、未来を夢見て働ける
場所も何もない経済システム(労働市場)が来るかもしれない、
もう訪れているかもしれません。

別な視点から見ると
歴史を振り返ってみれば、China(支那)はイギリスからアヘンを輸入していた。
アヘンとは「植物から採れる、強力な麻酔・鎮痛効果のある薬物」で依存性が高い
性質を持っている。
1839年時点でそChina(支那)のアヘン(阿片)常用者は約1000万人、
中毒患者は約200万人に達していたと推定されるといわれています。
そのアヘン(阿片)中毒者は、国家を支える層にまで浸透していました。

アヘンは吸煙していたので、タバコのように嗜好品として官僚や軍隊まで広がり
政務の停滞や軍隊の規律の喪失を引き起こしました。
当時の清代の官僚:林則徐は「このままでは国を支える兵も、税を納める銀も無くなる」
という強い危機感を持ちアヘンの輸入と使用の厳禁を訴えた背景がある。
(Google-AI から一部引用) 

アメリカの歴史は、アルコールと薬物の歴史でもある。
ハリウッド映画の情報しか知らないので話半分(信用度は極めて低い)でお聞きください。
アメリカで禁酒法が制定されて一番金を稼いだのは(アル・カポネ)というマフィアの
ボスだと映画でも題材にされている。
その後、禁酒法も問題ありとして法律が改訂されたが、今度は自由(フリー)を勝ち取る
活動が盛んになる時代がやって来た。ロック・レゲエ・ヒッピー・フラワームーブメント
など様々なサブカルチャーが隆盛した。
この時に蔓延したのは、マリファナ・LSD・コカンイン・アルコールなのだ、
アメリカに自由と薬物を希求する人々の集団が成立した。

現在のアメリカも自由と薬物が蔓延し混沌としている。
そして今、象にも効く鎮痛麻酔薬(フェンタニル)が中国からメキシコを経由して
アメリカへ密輸入されて多くのアメリカ人が中毒者になり、そして死亡している。
その密輸に関係しているのは、アメリカ民主党時代に多くの漢民族の移民を受け入れ
定住した一部の漢民族と、メキシコとの国境を不法に越えてきた漢民族の不法移民
とが作るネットワークが関与しているといわれている。
◆「この話は、信用度が低いので検索をして調べてください」

自由の国アメリカは、迷走中である。

おしまい。


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