ちゃんちゃら 朝井まかて 時代小説 本の紹介
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2023.01.18(ライブドアブログ)記
「ちゃんちゃらの」の中味を少し覗いてみよう。
物語の舞台は、文化十三(1816)年、十一代将軍徳川家斉(いえなり)の治世、
曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」の書かれた頃だ。
江戸は千駄木町の庭師一家「植辰(うえたつ)」で修業中の元浮浪児が主人公だ。
植辰の親方、辰蔵に拾われて十年、親が誰かも分からず名前すら定かではない彼は、
「ちゃんちゃら可笑しいや」が口癖だったため、「ちゃら」と呼ばれていた。
当初は手がつけられず、山猫のような暴れ者だったちゃらも、近頃では腕のいい職人
へと成長しつつあった。
植辰には、ちゃらの他にも池泉(ちせん)や流れなどの水読みに抜きん出た才を持つ
福助と、石の見立てや石組(いわぐみ)の得意な玄林も同居している。
髭面の玄林は偉丈夫(いじょうふ)だが、物言いも佇まいも至って静かな男である。
逆に子供の背丈ほどしかない小男の福助は頭だけが異常に大きく、
髭面の玄林は偉丈夫(いじょうふ)だが、物言いも佇まいも至って静かな男である。
逆に子供の背丈ほどしかない小男の福助は頭だけが異常に大きく、
声も近所に響き渡るほどけたたましい。
そして、この四人の男どもの所帯を、きびきびと歯切れ良く仕切っているのが、
辰蔵の一人娘のお百合。
辰蔵の一人娘のお百合。
ちゃらとは、七歳のころから、きょうだいのように育ってきた。
母親を四歳のときに失ったお百合は、作庭の腕は超一流だが、酒好きでどこか
母親を四歳のときに失ったお百合は、作庭の腕は超一流だが、酒好きでどこか
一本抜けているような父親に変わって、今では植辰一家の家政を一手に引き受ける
大黒柱のような存在でもあった。
この物語は、そんな一心に作庭に励んでいた庭師一家植辰に、とんでもない厄介事が
降りかかるお話。
降りかかるお話。
青空の下、緑の風に吹かれるような、爽快時代小説です。
*池泉(ちせん)= 庭園に設けられる池。
解説:小梛治宣(おなぎはるのぶ)文芸評論家
(略歴)
・作家:朝井まかて さん
・2008年「実さえ花さえ、この葉さえ」第3回 小説現代長編新人賞(奨励賞)受賞
*「実さえ花さえ、この葉さえ」は「花競べ向嶋なずな屋繁盛記」に改題
・2013年「恋歌(れんか)」 第3回 本屋が選ぶ時代小説大賞 受賞
・2016年「眩(くらら)」 第22回 中山義秀文学賞 受賞
・2008年「実さえ花さえ、この葉さえ」第3回 小説現代長編新人賞(奨励賞)受賞
*「実さえ花さえ、この葉さえ」は「花競べ向嶋なずな屋繁盛記」に改題
・2013年「恋歌(れんか)」 第3回 本屋が選ぶ時代小説大賞 受賞
・2016年「眩(くらら)」 第22回 中山義秀文学賞 受賞
〇朝井まかてさんの人生を変えた一冊の本
「生物から見た世界」岩波文庫 青943-1 著:ユクスキュル 著:クリサート
〇ペンネームは、沖縄出身で大阪に出て愛媛出身の祖父と結婚。
36歳で5人の娘を残して亡くなった祖母「新里マカテ」からもらう。
(以上ウィキペディアから)
(以上ウィキペディアから)
著者:朝井まかて
出版:株式会社 講談社
発行:2012年12月14日 第1刷発行
定価:743円+税
*全381ページ(参考文献・解説を含む)厚さ1.5センチ 紙の本
出版:株式会社 講談社
発行:2012年12月14日 第1刷発行
定価:743円+税
*全381ページ(参考文献・解説を含む)厚さ1.5センチ 紙の本
エジプトの神 Thoth(トート)
知恵の神 書記の守護神 時の管理人 楽器の開発者 創造神
石川丈山
石川丈山(いしかわ じょうざん)
・1583年三河国碧海郡泉郷の松平家に仕える譜代武士の家に生まれる
・安土桃山時代~江戸時代を生きた 武将で文人
・徳川家康の近侍となり大坂夏の陣に参加した。
夏の陣で、先陣争いの禁を破り抜け駆けしたため浪人となる。
その後浅野家に仕官し、隠居するため京都郊外に隠棲した
・江戸初期の漢詩の代表的人物であり、
儒学、書道、茶道、庭園設計に精通した文人でもあった。
石川丈山の生誕の地に日本庭園を建てた



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