農家が教える 酒つくり 農文協:編 本の紹介 + セルフレジの登場

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2025.02.07(ライブドアブログ)記

1981年に「ドブロクをつくろう/前田俊彦:編」という本が発売され物議を呼んだ
あの日から、44年の年月が経ちました。

皆さんには、あまりなじみのない「酒税法」という法律があります。
個人で酒類を造ると脱税犯として逮捕される厳しい法律です。
近年では、酒税法の一部分の規制緩和によって、家庭で「梅酒」がつくることが
できるようになりました。

また「どぶろく特区」なるものが誕生し、地方の村や町では小さな醸造所が開設され、
個性豊かな「おらが村のどぶろく」が造られるようになりました。
ですが100年以上前につくられた酒税法は今でも個人の酒つくりを許していません。
(補足:アルコール度数1%未満のものは、酒税法上の酒類には該当しない)

現在でも、この法律と向き合って規制緩和を求める活動している人たちがいます。
この本は、日本が古来から農民たちの間で伝えてきた醸造の手法を、
現在の環境に合わせて変化させた、おらが村の醸造技術を紹介しています。

本文(はしがき)
自分でつくるお酒はその土地の風土や天候に左右され、同じ味は二度と生まれません。
そんなドブロクや甘酒などの酒つくりがいま、ひそかなブーム。

2003年に始まった「どぶろく特区」は170カ所を越えました(2024年3月)。
本書に登場する山口県防府市の特区でドブロクをつくる石田圭司さんは、
自分で醸す魅力についてアツく語ります。
「日本各地で米も水も、気候も違うから、醸すままに個性豊かなドブロクが沢山できる。
ドブロクだからこそ土地の個性(テロワール)が強くはっきり出る。
それが最大の強みですよ。ワインでテロワール(土地の個性)がもてはやされるように、
今どきはそういう魅力に人は惹かれる。」

魅力に惹かれるのは昔からののん兵衛ばかりではありません。現在は、女性や若者からの
関心も高まり、さまざまな作り手が活躍しています。

この本は、農家の雑誌「現代農業」などの記事を再編集したものです。
甘酒・ドブロク・ビール・ワイン・焼酎の基本の作り方から、趣味の酒つくり
を長年続けてきた農家の変わり種レシピまで、幅広く集めました。
夏でも少量でも、手軽にできる麹づくりの方法や、ワイン風味のアレンジドブロクの
レシピなど、思わず試してみたくなるアイデアが満載です。
健康に楽しく、おいしいお酒が暮らしを彩ること間違いなしです。
(2025年1月 農山漁村文化協会 編集部:記)

遠野どぶろく

ー 目次 ー
第1章:こうじ・甘酒をつくろう/自然な甘味、体にもよし
 ・こうじってどうやってできるの?
 ・甘酒を醸そう
 ・農家のアレンジ甘酒

第2章:ドブロクをつくろう/酒の濁りは文化の旨み
 ・ドブロクを醸そう
 ・農家のアレンジドブロク
 ・いま、ひそかなドブロクブーム

第3章:ビールをつくろう/麦芽の甘さと自然な味わい
 ・ビールってどうやってできる?
 ・麦芽はつくろう
 ・いろんなホップがあるんだなあ
 ・醸造しよう
 ・農家の傑作ビール

第4章:ワインをつくろう/好みの果汁と酵母で楽しむ
 ・ワインってどうやってできるの?
 ・農家はアレンジワイン
 ・果実酒をつくろう

第5章:焼酎をつくろう/蒸留装置から至高の一滴
・自宅でで蒸留しよう
・焼きイモの香り立つ焼酎を仕込む
・農家のおすすめ焼酎漬け(青ジソ・タンポポ・他)
・農家の傑作蒸留酒

書名:農家が教える 酒つくり どぶろく 甘酒 ビール ワイン 焼酎
編者:農文協
出版:一般社団法人 農山漁村文化協会
発行:2024年12月10日 第1刷発行
定価:1600円+税
*B5判(週刊誌サイズ) 95ページ 厚さ8ミリの紙の本です。

農文協は農業、漁業、林業に関係する本を出版しています。


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おしまい。

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