大空に賭けた男たち ホンダジェット誕生物語 本の紹介

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HONDAホームページより
量産1号機の初飛行 一枚の写真
日本時間:2014.06.27 23時18分
場所:EBACE(欧州ビジネス航空の国際展示会/会議)

2022.12.25(ライブドアブログ)記

1986年ホンダ社内でも口外禁止の極秘プロジェクト「ジェット機研究」がスタートした。
そして17年後の2003年12月3日、アメリカ・ノースカロライナ州グリーズボロにある
ピエモンド・トライアッド空港の大空をホンダが創った小型ジェット機が
試験飛行に成功した。

日本国内では、ホンダの社長に就任したばかりの福井威夫氏が年末記者会見で
「ホンダジェット」の初飛行を収めた映像を流し、ホンダが飛行機を開発したと、
報道陣に堂々と宣言した。
だが、最前線で苦闘したホンダジェット開発チームの責任者・藤野道格氏へ、
和光研究所(本田技術研究所)上司からは「飛ばすところまではやるけど、
その後は無いから」と言われていた。
ホンダジェットの夢も終わりかと思ったが「このままじゃ終われない。終わらせない。」
と静かな闘志が心のどこかにあった。

2021年時点でホンダジェットは累計200機の機体を販売納入し、小型ジェット機部門で
売上5年連続世界ナンバーワンを記録した。

「その後は無いから」と言われた2003年12月から18年後の2021年に、
小型ジェット機売上世界ナンバーワン企業になってしまった
「ホンダ・エアクラフト・カンパニー」その礎を築いた技術者たちの物語。

「どんな良い技術でも買うことはできます。
 しかし、買ったものはあくまでも買ったものなんです。
 どんなに苦労してもよろしい。
 みんなで本当に、自分で考え出したものこそ、尊いんだ」

と社員にホンダの考えを話し、
仕事に関しては「俺たちのつくる商品は人命に関わるもの」
だから、ふざけた野郎には鉄拳もいとわない、と
社員には恐れられもし、親しまれもした
「おやじさん」と呼ばれた創業者、本田宗一郎氏の物語も登場する。


HONDA/ホンダ ホームページより
HACI(ホンダ エアクラフト カンパニー従業員の皆さん)量産1号機初飛行記念写真


本書 目次
第1章 けじめ
・ホンダが飛んだ日 ・卓球少年 ・極秘プロジェクト ・トルベさん

第2章 熱望
・小さな大冒険 ・発明狂 ・運命の出会い

第3章 松明を掲げろ
・四輪車進出 ・幻の飛行機参入 ・メキシコの軌跡、分裂、カリスマ退陣

第4章 西の端
・窓のない部屋 ・砕けたエンジン ・たぬきオヤジのクーデター ・
ブラックバーンの屈辱

第5章 「壊」より始めよ
・直訴 ・ジーザスクライスト ・常識という壁

第6章 最後の賭け
・巨人からのラブコール ・ブラジルでの敗北 ・決断

第7章 飛翔
・脱孫請け宣言 ・サクラサク ・戦いは北米から

書名:大空に賭けた男たち ホンダジェット誕生物語
著者:杉本貴司
出版:日本経済新聞出版社
発行:2015年10月21日 1版1刷
定価:1500円+税
*四六判(書籍サイズ) 349ページ 厚さ2センチ 紙の本

*著者:杉本貴司 氏
・日本経済新聞社社員/企業報道部



エジプトの神 Thoth(トート)
知恵の神 書記の守護神 時の管理人 楽器の開発者 創造神

2026年の自動車メーカー「HONDA」は 創業者 本田宗一郎氏のDNAを捨てたのか?
と噂されていて、現社長の会社運営の今後が注目されている。
その一方で、創業者の精神はアメリカの大地に「ホンダ エアクラフト カンパニー」
という種を落とし見事に育っている。

遠いアメリカで孤軍奮闘しているHONDA社員の情報や、国内のHONDA社員の葛藤は
一般には聞こえてこないが、ホンダ社員は製造業の未来に希望を持っているのか。
創造性と品質のモノ造り大国だった日本は、大量生産と模倣と低価格を実現した国に
市場を侵食され、アメリカの製造業が1980年代に衰退した同じ道を歩むのか日本は?

本田宗一郎氏は、あの世からどんな思いで眺めているのだろうか。
私があの世で本田氏にお会いできたら聞いてみたいと思っている。

学者やメディア、コンサルタント、そして国連も提唱する労働条件・環境・倫理は、
日本を衰退させる、いや製造業を死に至らしめる情報戦ではないかと疑ってしまう。

製造業の現場にいたあなたは、どう思いますか?
製造業の事務職のかたは、どうお考えですか?
通産省の方針はいつも的外れだといわれ続けていますが、
公務員の方の意見を聞いてみたいです、言い訳ではない意見を。

おしまい。

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