なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか 渡瀬裕哉

*夏休み本の紹介

<アイデンティティ>
自我によって統合された人格・性格と社会との関りを説明する概念。
同一性、主体性、帰属意識などと訳される。
<社会学におけるアイデンティティ概念>
変化する環境の中で自己がさまざまな役割を演じるとき、そうしたさまざまな
「私」を統合する変わらない自己のことをアイデンティティと呼んだ。

(はじめに)
現代社会は「アイデンティティ」の分断という深刻な問題に悩まされている。
本書における「アイデンティティの分断」とは、政治的な意図を持って人々
に自らが属する集団に対して過度な同一化(帰属意識)を促し、対立する
他集団に属する人々を敵対勢力として認識させる社会状況を指す。
例えば、所得の多寡で人々を分断しようとする方法がある。これは、私たちの
政治の在り方に内包された根本的な問題でもある。
本書は、「アイデンティティの分断」がなぜ生じるのか、誰が創っているのか
世界中どこでも生じる事なのか、そして、「今後さらにアイデンティティの
分断が進んだ場合、何が起きるのか」について考察してみた。
(本書より抜粋)


テレビ画面の中で、嬉々として政治を語る人 反対意見のみしか言えない人
、誹謗中傷と人格攻撃しか言えない人、他国の代弁者な人など、どうしよう
もない人が、どうでもいい人が、いつも同じ人が、政治を語り続けている。
「テレビの中で繰り広げる、こんな政治談議は不安だ、恐怖だ」と思った
皆さんに、読んで頂きたい本です。この本を読んでみませんか。

(目次)
第1章:成熟した民主主義がアイデンティティの分断を生み出す理由
第2章:リベラルと保守はどのようにアイデンティティを分断するのか
第3章:アイデンティティの分断を受け止めきれない「独裁」という政治体制
第4章:グローバル化とアイデンティティの再構成
第5章:越境するアイデンティティによる民主主義の開始
第6章:現代社会の大変革を生き抜くための処方箋


書名:なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか
   アメリカから世界に拡散する格差と分断の構図
著者:渡瀬裕哉
出版:株式会社 すばる舎
発行:2019年12月31日 第1刷発行
定価:1400円+税
*214ページ、厚さ1.5センチの紙の本です。

*渡瀬裕哉(わたせ ゆうや)著者略歴
・東京都 1981年~
・早稲田大学大学院公共経営研究科修了
・パシフィックアライアンス総研所長
・救国シンクタンク設立メンバー(民間シンクタンク)
◇シンクタンクとは
諸分野に関する政策立案・政策提言を主に行う研究機関。
<社会政策・政治・経済・軍事・技術・文化などがテーマ>

(お知らせ)

(期間)7月14日(金)~8月31日(木)
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利用料金 1時間:100円(税込)
~大学生まで「夏休み応援価格」で
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こんにちは! 読書室Toto(トト)と申します

☆エジプトの獣神 トト 「知恵の神」「書記の守護神」当店のマスコット

*読書室 Toto ご案内
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