核兵器入門 多田将 星海社新書

 *夏休み本の紹介

広島、長崎、原爆、ピカどん、焼け跡、黒い雨、川の死体に火傷の跡。
原爆が落ちたその日から10年目、体の力が抜け床に臥す日々が続く。
そしてその日が来た、真っ黒な血を吐き、黒髪が抜けて平野皆実は死んだ。
十年経ったけど、原爆を落とした人はわたしを見て
「やった!またひとり殺せた」と、ちゃんと思うてくれとる?
*「書名:夕凪の街桜の国 著者:こうの史代 より抜粋」



「核爆弾に核兵器」「被曝に被爆二世」大人たちが大声で叫び続け、日本中に
拡散された言葉です。
上記の「夕凪の街桜の国」はマンガです、悲しみと恐怖の被爆体験を淡々と描いた
物語です、また核爆弾の怖さだけを知らせる小説・童話・漫画・絵画は沢山あります。

歴史上、戦争で核兵器を使用したのは2回だけです、日本の広島と長崎で使用され、
人びとは「即死、焼死、被曝してゆっくり死んでいった」
その日を経験してから、2023年で78年の歳月が過ぎました。

2023年開催の「広島平和式典」を感情に振り回されて攻撃する大人や、青年たちが
沢山いることを、インターネットSNSで拡散され知る事ができました。
今を生きる、大人と子供の皆さん、メディアの「感情」「情緒」を煽る情報戦略から
少し距離を置きませんか。死者を追悼する式典を攻撃してもいい、という言動と
行動を正当化している老若男女は、メディアに踊らされているように見えます。
感情も理論も大切な要素です、本を読んで自分の感情を整理してみませんか。

(目次)
序章:もしも東京に核兵器が落とされたら
第1章:原子・原子核・放射線の基礎知識
第2章:核分裂・核融合と核兵器の原理
第3章:核兵器開発の歴史と核関連の兵器について
第4章:核兵器と国際政治 「多田 将×小泉悠×村野 将」
・跋(ばつ)=あとがき


書名:核兵器入門(星海社新書)
著者:多田 将
出版:株式会社 星海社
発売:株式会社 講談社
発行:2023年03月20日 第1刷発行
定価:1250円+税
*233ページ、厚さ1.1センチの紙の本です。

*多田 将(ただ しょう)著者略歴
・大阪府出身 1970年~
・素粒子物理学者/理学博士
・京都大学大学院理学研究科博士課程修了
・高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所准教授
*(著書)
・「ニュートリノイースト新書Q)2016年刊行 出版:イーストプレス
・「放射線について考えよう」2018年刊行 出版:明幸堂
・「弾道弾」2020年刊行 出版:明幸堂



(お知らせ)

(期間)7月14日(金)~8月31日(木)
夏休み応援価格!
利用料金 1時間:100円(税込)
~大学生まで「夏休み応援価格」で
ご利用いただけます。
(お願い)
 支払い例=1時間5分以上ご利用は200円(税込)
*「店内見学」にお越しください。


こんにちは! 読書室Toto(トト)と申します

☆エジプトの獣神 トト 「知恵の神」「書記の守護神」当店のマスコット

*読書室 Toto ご案内
現在、当店は「読書室」「自習室」として営業しています。
マンガ喫茶のような「マンガ(本)・飲食」はありません
いたってシンプルな形で営業しています。

コンビニ店舗の三分の一 ほどの面積で営業しております
小さく狭い空間ですので、「ご不満」なお客様のご意見もございました
ご利用前に、一度店内をご覧いただきたいと思っております
店内見学のご来店を歓迎しております、ぜひお越しください。

創業時は古本屋でしたが蔵書はすべて処分してしまい、現在は数十冊の本しか
ございません。本(書籍・雑誌)をお持ちいただいて、ご利用ください。

(お知らせ)
「本を売ってください!」
本の買取をしておりますが、買い取れない本もございます
ご来店前に電話での確認をお願いいたします。

「店内見学」にお越しください、お待ちしております!
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