人間臨終図鑑3 新装版 山田風太郎 本の紹介
*眠れぬ夜に本の紹介。
生は有限の道づれ旅。死は無限のひとり旅。by 山田風太郎
◇津田梅子(津田英学塾/津田塾大学を創立)
・病気療養中の鎌倉の別荘にて(病死65歳)
53歳の頃、糖尿病と診断される。引退療養していた55歳のときに脳溢血の
発作を起こし半身が不自由になる。
昭和04年08月16日夜8時ごろ、梅子が胸苦しそうなので看護婦がさすると、
「喘息だからじき直ります そっとしておいて下さい」と言った。
その1時間後の夜9時25分、彼女は脳溢血の発作を起こして息をひきとった。
◇北大路魯山人(芸術家/料理家)
・横浜十全病院で肝臓ジストマにより(病死76歳)
昭和34年秋に尿閉症状を起こし、手術の結果(肝臓ジストマ)に罹っている
ことが判明した。同年12月、排尿のため脇腹からカテーテルを入れる、そこから
出てくるものは、尿よりもほとんど血液だった。
糞便にも大量の血が混じり、排せつ物は腐乱死体の臭いがした言われている。
1959年12月21日(月曜日)明け方、誰も看取る者もなく、息をひきとる。
北大路魯山人は仕事の関係者からも、病院の看護婦からも、親族からも
嫌われれていた人だった。
荘厳 悲壮 凄惨 哀切 無意味。
形はどうあれ、人は必ず死ぬ。本書のどの頁(ページ)を開いても、
そこには濃密な死と、そこにいたる濃密な生が描かれている。
彼らは、あなたの年齢でこう死にました。
解説:三浦しをん(作家)
・旧制東京医学専門学校卒業(東京医科大学)
・兵庫県養父市 1922年~2001年(享年79歳)
・戒名「風々院風々風々居士」と自ら定めていた
・戦後日本の大衆娯楽小説の大家
・「魔界転生」「忍法帖シリーズ」が有名
(目次)
*65歳で死んだ人々 *71歳で死んだ人々
*66歳で死んだ人々 *72歳で死んだ人々
*67歳で死んだ人々 *73歳で死んだ人々
*68歳で死んだ人々 *74歳で死んだ人々
*69歳で死んだ人々 *75歳で死んだ人々
*70歳で死んだ人々 *76歳で死んだ人々
◇本書は2001に徳間書店より三巻本として刊行された作品を
四巻本に再編集したものです。
著者:山田風太郎
発行:2011年12月15日 初版
2021年05月10日 2版
定価686+税
*457ページ、厚さ1.8センチの紙の本です。
出版:株式会社 徳間書店
マンガ喫茶のような「コミック・書籍・飲食」はありません、いたってシンプルな
かたちで営業しています。



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