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萬國の王城 山中峯太郎 本の紹介

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  *眠れぬ夜に本の紹介。 ◇萬國の王城 アジア大陸にゴビの大砂漠が中華民国の北の方に広がっている。この砂漠を 越えていくとそこには「大蒙古」が現れる。蒙古帝國の始祖である成吉斯汗 (チンギスカン)大王が「黄金城」と言われる麗しい都会を、大蒙古の中心に 建てた。支那やヨーロッパに遠征し勝利、蒙古帝國の配下にした成吉斯汗は、 配下の国々からの和睦と降伏のための黄金の貢物を黄金城に集めた結果、貢物で あふれた黄金城を、世界の人々は「万国の王城」と呼んだ。 だが万国の王城と呼ばれるこの都市は、七百年前にゴビ砂漠大地震で土の下に 埋もれてしまい、跡形もなくなった幻の都市だった。 この本は 大正時代~昭和時代、 蒙古(モンゴル)の独立戦争を背景にして 万国の王城の発掘から始まる、日本人が活躍する冒険小説です。 *山中峯太郎(著者)略歴 ・大阪府の呉服商の次男として生まれる 1885年~1966年 ・日本陸軍軍人(陸軍歩兵中尉で依願免官) 小説家 翻訳家 ・陸軍退官後、一時期東京朝日新聞記者となる ・最初に書いた「真澄大尉」が大阪毎日新聞で連載小説に採用。 ・ポプラ社「名探偵ホームズ全集/全20巻」昭和31年シリーズ完結  を翻訳して100万部近く売り上げる。  小説シャーロックホームズシリーズの原作記述に、前後の辻褄があわない、  現実にありえない描写、矛盾の存在を認識していた山中峯太郎は、修正や加筆  によって矛盾を解消し、物語の完成度を高めたと評価されている。 (著書) 「我れ爾を救ふ」全6冊 出版社:覚醒社書店(1920年刊行) 「覚え(ボダイ)に生きる」出版社:二見書房(1941年刊行) 「実録・アジアの曙」出版社:文藝春秋社(1962年刊行) 「実録・アジアの曙 第三革命の真相」 出版社:文藝春秋社(1963年刊行) ・他多数執筆 (目次) 前篇:萬國の王城 後篇:第九の王冠 解説:上 笙一郎 書名:萬國の王城 著者:山中峯太郎 出版:株式会社 桃源社 発行:昭和45年01月25日 印刷 昭和45年01月30日 発行 定価:680円(当時消費税なし) *293ページ、厚さ2.3センチの箱入りの紙の本です。 *本屋さんで本を手に取ってみませんか。 (お知らせ) (期間)7月14日(金)~8月31日(木) 夏休み応援価格! 利用料金 1時間:100円(税込) ~...

宮沢賢治 殺人事件 ノンフィクション 本の紹介

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  *眠れぬ夜に本の紹介。 ◇みんな大好き「宮澤賢治」彼が提唱する(捨身思想)の体現者なのか? ◇この世に流布された「宮沢賢治」は虚像なのか・・・? 宮澤賢治にあやかりたい、教育関係者、団体、新聞社、出版社、メディア、 作家、詩人、学者、哲学者、宗教学者他、沢山の方が「宮沢賢治」への礼賛や 推薦文を今も書き続けている、そしてメディアの収入に大きく貢献している。 さまざまなメディアが「推し活」して 日本の戦後に突然現れたスター 「宮澤賢治」! 陰キャで資産家のご子息という素性は隠しておきたいが、そんなことはお構いなく 国民的スターにのし上がった、メデイアの申し子である。 宮澤賢治の人物像をどう捉えるかは、読者の感性でさまざまであろう。 高潔で他者の事を想い、慎ましく生きた岩手県花巻の聖人と捉える読者もいれば、 莫大な資産を持つ地主のご子息で、資産家(花巻商人)の思考を身につけていて 仏教思想で革命を夢見るが、自己矛盾で立ち往生してしまった一人の青年として 捉える読者もいるだろう。 宮澤賢治の言論と行動をたどっていくと、この世に流布されている「宮沢賢治は 誰かが創った人なのか」と考える読者もいるだろう。 この本「宮沢賢治殺人事件」は、ミステリー小説のような題名だが、岩手県花巻で 生き、長きに亘り肺の病に侵されて、結婚はせずに37歳で死んだ「生身の宮澤賢治」 を誰が封印し、虚像をのマントを着せたのかを、ひも解く 陰キャで資産家のご子息という素性は隠しておきたいが、そんなことはお構いなく 国民的スターにのし上がった、メデイアの申し子である。 宮澤賢治の人物像をどう捉えるかは、読者の感性でさまざまであろう。 高潔で他者の事を想い、慎ましく生きた岩手県花巻の聖人と捉える読者もいれば、 莫大な資産を持つ地主のご子息で、資産家(花巻商人)の思考を身につけていて 仏教思想で革命を夢見るが、自己矛盾で立ち往生してしまった一人の青年として 捉える読者もいるだろう。 宮澤賢治の言論と行動をたどっていくと、この世に流布されている「宮沢賢治は 誰かが創った人なのか?」と考える読者もいるだろう。 この本「宮沢賢治殺人事件」は、ミステリー小説のような題名だが、岩手県花巻で 生き、長きに亘り肺の病に侵されて、結婚はせずに37歳で死んだ「生身の宮澤賢治」 を誰が封印し、虚像のマントを着せたのか...

プリンセス・リリィ Jo Nobuko Martin 本の紹介

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  *眠れぬ夜に本の紹介。 悲惨な沖縄地上戦(鉄の暴風)の象徴「ひめゆり学徒隊」のお話です。 日本社会や沖縄に配慮してフィクション(小説)として出版されましたが、 日本語訳を出版するにあたり、一部の人に読んで頂いたところ、 「事実に沿ってよく描写されている」と指摘されました。 そして、「それだけに出版を見合わせて欲しい」と申し入れを受けました。 (本書より) この本は、著者「与那城信子」さんが沖縄地上戦を生き抜いた体験を書いた回顧録 です。小説の形にしていますが、事実は事実として沖縄の人の記憶に存在している のです、だから生き抜くために行動した事実は見せたくないのです。 教訓としての「ひめゆり」物語は、今のまま若者たちへ語っていただき、 人間の「業」を内在した、悲惨な状況を生き抜いた事実は、意志ある人間と 事実を受け止める事の出来る大人が「琉球の姫百合」や「生贄の島/曽野綾子」 「ひめゆり忠臣蔵/吉田司」など事実と現実を見つめた物語を読み、後世に伝えて 欲しいと願わずにはいられません。(hiko記) ◇Jo Nobuko Martin ジョー・ノブコ・マーチン 氏 *旧姓「与那城信子」 沖縄生まれ (1994年死去) 第二次世界大戦後、戦争花嫁としてアメリカに渡り、オースチンのテキサス大学 およびミシガン大学で学んだ。 ミシガン大学ではロシア語、ロシア文学のB.A.と日本語、日本文学のM.A.および phD.の3つの学位を取得している。 ミシガン大学に通っている時に書いた彼女の小説が1972年の Hopwood Creative Writing Contest で Major Prize を受賞した。 2男1女の母。ミシガン州在住  (本書、著者紹介より) ◇アメリカの大学学位表記 *B.A.(Bachelor of Arts):文学士号 *M.A.(Master of Arts):文学修士号 *Ph.D.(Doctor of philosopry):博士号 ◇Hopwood Award(ホップウッド賞) ミシガン大学の主要な奨学金プログラムであり、アメリカで歴史があり有名な 文学賞でもある制度。 アメリカの劇作家でミシガン大学1905年卒業生「エイブリー・ホップウッド」の 遺言により設立された基金。1931年活動を開始して現在に至る。 ドラマ/脚本、エッセ...

日本奇書偽書異端書大鑑 別冊歴史読本 本の紹介

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  *眠れぬ夜に本の紹介。 不思議の国「日本」を棲み処とした、天狗 妖怪 怨霊 そして異形の 漂泊者たち、風のように来りて去る怪かしの影を記録した一群の書物がある。 人に憑き世を惑わした奇しき書物。魔界/異界の書として抹殺され焚(た) かれてきた偽りの書物。狂おしき情念が生んだ異(あや)しき書物。 闇から闇に伝えられてきた禁断の書が描くヒトトナリの森羅万象。 (本書より抜粋) (目次) 奇談 伝奇 怨霊 妖怪 怪奇 幽霊 鬼 天狗 神仙 再生 占い 異界 夢 憑き物 兵法 不老長寿 妖怪・魔術 山人 奇行 蘇生 医術 祈祷 酒論 動植物 奇形 奇病 異物体 怪現象 食人 聖人 縁起 神異論 新興宗教 異端言語説 災害 事件記録 処刑・刑罰 心中 性的奇談 艶本 筆禍 偽書 発禁 地下本 稀書・珍署 外交書 日記 自伝・手記 獄中記・調書 回顧録 記録 随筆 紀行 見聞 貿易書 文学 評伝 ノンフィクション 思想・政治 犯罪 風俗 冒険 漂流記 書名:別冊歴史読本43 第19巻14号    「日本奇書偽書異端書大鑑」 編集:佐藤 實 他4名 出版:(株)新人物往来社 発行:1994年04月28日 発行 定価:1748円+税 *428ページ、厚さ2.5センチの紙の雑誌です。 *本屋さんで本を見てみませんか。 (お知らせ) (期間)7月14日(金)~8月31日(木) 夏休み応援価格! 利用料金 1時間:100円(税込) ~大学生まで「夏休み応援価格」で ご利用いただけます。 (お願い)  支払い例=1時間5分以上ご利用は200円(税込) *「店内見学」にお越しください。 こんにちは! 読書室Toto(トト)と申します ☆エジプトの獣神 トト 「知恵の神」「書記の守護神」当店のマスコット *読書室 Toto ご案内 現在、当店は「読書室」「自習室」として営業しています。 マンガ喫茶のような「マンガ(本)・飲食」はありません いたってシンプルな形で営業しています。 コンビニ店舗の三分の一 ほどの面積で営業しております 小さく狭い空間ですので、「ご不満」なお客様のご意見もございました ご利用前に、一度店内をご覧いただきたいと思っております 店内見学のご来店を歓迎しております、ぜひお越しください。 創業時は古本屋でしたが蔵書はすべて処分してしまい、現在は数十冊の本しか ご...

開かずの間の冒険 荒俣宏 本の紹介

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*眠れる夜に本の紹介。   あくなき好奇心の人アラマタ氏は、とうとう「開かずの間」へ踏み込んだ。 開かずの的は「蔵」のことである。博物学の巨人南方熊楠、探偵小説作家 江戸川乱歩、鏝絵(こてえ)名人伊豆長八など、ゆかりの十四の蔵に秘められた 宝物の謎を解き明かす (目次) ・開かずの間巡礼経緯記 「紀州博物学者の蔵」引き出しの中はカニの標本だらけ 「金沢幻想作家ゆかりの蔵」泉鏡花の産着はまさしくこれだ 「伊吹もぐさ屋の蔵」巨大福助さんのお出迎えにビックリ 「熊本武士の蔵」まずは(いにしえぶり)のお手並み拝見 「東京探偵作家の蔵」怪奇幻想の情報基地に踏み込めば 「伊豆鏝絵の蔵」左官の棟梁が創った芸術品 「山形旧家の蔵」土蔵破りとダミーの千両箱の戦い 「日光例幣使街道の見世蔵」日用品も時間がたてば宝物になる不思議 「掛川鉄砲店の蔵」遠州のダイナマイト小町の心意気 「東京質屋の蔵」 質草の目利きになるための3種の神器 「庄内発明家の蔵」日本のダヴィンチの面目躍如 「小樽卯建の上がった蔵」蔵造りの極致を運河の街で発見 「能登北前船主の蔵」海の男たちの声を暗闇にききとる 「横浜のおもちゃガラクタの蔵」価値のないものに価値を見いだす術とは 書名:開かずの間の冒険 著者:荒俣宏 出版:株式会社 平凡社 発行:1991年10月22日 初版第1刷 定価:1456円+税 *234ページ、厚さ1.5センチの紙の本です。 ◇荒俣 宏(あらまた ひろし)著者略歴 ・1947年東京出身 慶應義塾大学卒業 法学士 ・日本博物学研究家 図像学研究家 神秘学研究家 妖怪評論家 翻訳家  小説家  収集家  タレント  日本SF作家クラブ会員 世界妖怪協会会員  元玉川大学客員教授 武蔵野美術大学造形学部客員教授 ・「団精二(だんせいじ)」翻訳家の筆名と「本野虫太郎」の筆名を持つ。 ・中学世時代に幻想小説や怪奇小説に魅かれのめりこむ。 ・風水を日本の一般にに紹介しブームを作る。 ・翻訳活動で「魔道」「魔導士」「召喚」「追儺」など造語を生み出した。 (代表作) ・帝都物語(1985年)全12巻+外伝/角川書店  ・世界大博物図鑑(1987年)5巻+別巻1+別巻2/平凡社 (現在は普及版のみ販売、大型本は古書店でプレミア価格で販売) ◇本屋さんをのぞいてみませんか、紙本を読んでみませんか。 (お知ら...

広告図像の伝説 荒俣宏 本の紹介

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  *眠れぬ夜に本の紹介。 本書は、日本の有名企業が創案した商標の謎を追ったものである。 しかし、本書はその実用的目標を超えて、商標の形とその意味とのあいだに潜む 二つのなぞについて熟考した、実にまじめな論考でもあるのだ。 実は著者は近年、図像ということに異常なまでの関心をもちだしたのだ。 なぜ図像に執心するかといえば、図像には言語と同質の「観念喚起力」が潜んで いるからである。言語には、それが実現する観念のシソーラス(相互参照索引) とも呼ぶべき辞書がつくられている。ところが図像については、その辞書が存在 しないのである。・・・・(本書最終文より抜粋) (目次) ・商標解読術原理:ライオンにはじまる 1:「エンゼルマーク」逆立ち天使のいたずら 2:「女性マーク」中将姫はわれらがホステス 3:「クロンボ マーク」白子さんより黒子さん 4:「将軍マーク」商品は武装する 5:「お月さまマーク」ひと泡ふかせる 6:「スポーツマンマーク」お手上げの極致 7:「福神マーク」幸運は店先に訪れる 8:「大黒マーク」家庭の絆は貯金から 9:「キリンマーク」天翔ける獣の伝説 10:「電子マーク」図案の死 11:「ロゴ・マーク」ささやきと刺激 書名:広告図像の伝説 フクスケもカルピスも名作! 著者:荒俣 宏 出版:株式会社 平凡社 発行:1989年08月21日 初版第1刷発行 定価:1437円+税 *237ページ、1.5センチの紙の本です。 ◇荒俣 宏(あらまた ひろし)著者略歴 ・1947年東京出身 慶應義塾大学卒業 法学士 ・日本博物学研究家 図像学研究家 神秘学研究家 妖怪評論家 翻訳家  小説家  収集家  タレント  日本SF作家クラブ会員 世界妖怪協会会員  元玉川大学客員教授 武蔵野美術大学造形学部客員教授 ・「団精二(だんせいじ)」翻訳家の筆名と「本野虫太郎」の筆名を持つ。 ・中学世時代に幻想小説や怪奇小説に魅かれのめりこむ。 ・風水を日本の一般にに紹介しブームを作る。 ・翻訳活動で「魔道」「魔導士」「召喚」「追儺」など造語を生み出した。 (代表作) ・帝都物語(1985年)全12巻+外伝/角川書店  ・世界大博物図鑑(1987年)5巻+別巻1+別巻2/平凡社 (現在は普及版のみ販売、大型本は古書店でプレミア価格で販売) ◇本屋さんをのぞいてみませんか、紙本を読...

帯をとくフクスケ 荒俣 宏 本の紹介

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  *眠れぬ夜に本の紹介。 「街にあふれる繪圖のよみとき」 現今の美術界低迷の原因は、ひとえに(価値)尊重主義にある。ここでの価値と いうのは、<名前><真偽><希少性>などの要因により決定される。つまり、質 (クオリティ) の名において、画像を差別することにほかならない。 巨匠が手づから描いた唯一の絵=本物についてだけ、これを美術として論じうる 対象と認めるのである。 ところが、この清潔な主義を貫きすぎると、美術は骨董品、すなわち「物/ブツ」 になってしまう。そもそも世に存在する美術の第一義的な役割は、絵によって何を 伝えるかという図像の訴求力にあった。だから、誰が描こうと、オリジナルで あろうとなかろうと、図像は図像として成立する「物/ブツ」ではなくて 「メッセエジ」なのである。(前口上より) 書名:帯をとくフクスケ (複製/偽物図像解読術) 著者:荒俣宏 出版:中央公論社 発行:1990年01月15日 初版印刷    1990年01月25日 初版発行 定価:2524円;税 *241ページ、厚さ2センチの紙の本です。 ◇荒俣 宏(あらまた ひろし)著者略歴 ・1947年東京出身 慶應義塾大学卒業 法学士 ・日本博物学研究家 図像学研究家 神秘学研究家 妖怪評論家 翻訳家  小説家  収集家  タレント  日本SF作家クラブ会員 世界妖怪協会会員  元玉川大学客員教授 武蔵野美術大学造形学部客員教授 ・「団精二(だんせいじ)」翻訳家の筆名と「本野虫太郎」の筆名を持つ。 ・中学世時代に幻想小説や怪奇小説に魅かれのめりこむ。 ・風水を日本の一般にに紹介しブームを作る。 ・翻訳活動で「魔道」「魔導士」「召喚」「追儺」など造語を生み出した。 (代表作) ・帝都物語(1985年)全12巻+外伝/角川書店  ・世界大博物図鑑(1987年)5巻+別巻1+別巻2/平凡社 (現在は普及版のみ販売、大型本は古書店でプレミア価格で販売) ◇本屋さんをのぞいてみませんか、紙本を読んでみませんか。 ◇読書室 Toto ご案内 *現在、当店は「読書室」「自習室」として営業しています。 マンガ喫茶のような「マンガ・書籍・飲食」はありません いたってシンプルな形で営業しています。 *コンビニ店舗の三分の一 ほどの面積で営業しております 小さく狭い空間ですので、「ご不満」なお客様のご意見も...