報道被害 梓澤和幸 本の紹介

 *眠れぬ夜に本の紹介。
大きな事件や事故が起きるたびに、マスコミは被害者や遺族を取り囲み、
マイクを差し出す。松本サリン事件をはじめとして、犯人視報道も後を絶たない。
深刻な被害をもたらすこの問題に、弁護士として取り組む著者が、報道のあり方を
検証し、被害の救済方法について解説。
本書が報道被害に苦しんでいる人々や彼らを援助する人々、そして報道不信を克服
してメディアを市民のものとして再生させたいと願う人々とジャーナリストたちの
参考になることを願っています。(本書より)

著者の願いも虚しく、テレビメディアを含むジャーナリズムによる、報道被害や
風評被害は続いている。報道した情報を思想信条を持った集団がプロパガンダの
ために利用している、その行為で目に見えない風評被害が日本国民、市民を危険に
さらしていることは出版・新聞・メディアは気づいていても知らぬふりをしているか、
著者の言うように(記者)は知らないのかもしれないが・・・。
この著者が関わっている、新聞社やテレビ局も怪しい報道をばらまいていると,
声高に叫ぶ人々をインターネットの世界で見かけるのは私だけか?
「市民・国民」「ジャーナリスト・記者」「弁護士」「警察・検察」「裁判官」
それぞれの立場の「言い訳や保身の言葉」を目にする一冊の本でもある。
この本を読んでみませんか。

*梓澤和幸 氏(あずさわ かずゆき)著者略歴
・群馬県 1943年~(80歳)
・一橋大学法学部卒業
・弁護士(東京弁護士会所属)人権擁護委員
・共同通信社幹事 フジテレビ番組審議会委員

(目次)
第1章:報道被害と向き合う
第2章:松本サリン事件報道・再考
第3章:犯罪被害者への取材と報道
第4章:報道被害とたたかう
第5章:報道不信とメディア規制
第6章:市民のための報道へ


書名:報道被害(岩波新書)
著者:梓澤和幸(あずさわ かずゆき)
出版:株式会社 岩波書店
発行:2007年01月19日 第1刷発行
定価:740円+税
*224ページ、厚さ1センチの紙の本です。

*本屋さんをのぞいてみませんか、紙本を読んでみませんか。

◇初めまして読書室Totoと申します。
ライブドアブログ「読書室Toto」として、本の紹介を書いてきました。
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ブログ名「紙乃惑星/ペーパープラネット」は30年前に開業した古本店の屋号です。

当店は「読書室」「自習室」として営業しています。
マンガ喫茶のような「コミック・書籍・飲食」はありません、いたってシンプルな
かたちで営業しています。
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「ご不満」のお客様のご意見もございました。ご利用前に、一度店内をご覧いただき
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店内見学のご来店を歓迎しております、ぜひお越しください。

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「本を売ってください。」
本の買取をしております、買い取れない本もございます。
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*それではまたお会いしましょう。そして、さようなら。(hiko)

〇愛知県碧南市
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